ポリススタイルエンジンガードの選び方
ポリススタイルはハーレーのカスタムの一種で、名前の通り警察車両をイメージしたスタイルになっています。ハーレーが警察車両として採用された際に、特有のデザインにカスタムされました。そのデザインがスタイリッシュで美しかったことから、現在ではハーレーの定番カスタムとして広く普及しています。
ポリススタイルはハーレーの車体に限らず、実際に跨って運転するライダーのファッションも含まれています。
警察官の制服をイメージしたデザインのジャケットやズボン、ヘルメットなどはパワフルかつ機動性に富んだハーレーを巧みに乗りこなすベテランライダーの姿を演出するのに最適と言っても過言ではありません。
愛用のハーレーをポリススタイルにカスタムする場合、意外と見落とされがちなパーツがエンジンガードです。転倒時に体がハーレーの大きく重たい車体に挟まれないようにする、外側に出っ張ったパーツですが、頑丈な作りであることが重視される一方でデザインにはさほど重きを置かれていないと言えます。耐久性が第一のパーツなのでデザインにも限りがありますが、それでもカスタムのスタイルに合わせたデザインのパーツを選ばなければ全体のバランスが整いません。ポリススタイルの場合、警察車両をイメージさせる配色の物を選ぶことで外観のバランスを保つことができます。イメージ通りのパーツがなければ塗装を施す方法もありますが、塗りムラのない均一な仕上げにするにはプロの業者に依頼するのが賢明です。
愛車のカスタムはハーレー乗りのこだわりのひとつですが、ポリススタイルはイメージが定番化しているのでカスタム初心者にも向いています。また、定番化したイメージの中で独自の個性を演出することもカスタムの醍醐味なので、エンジンガードなどのパーツ選びには妥協せず、手間や出費を惜しまないことが重要なポイントです。