ハーレーによる北海道ツーリングの魅力と注意点とは

果てしない空

ハーレーの楽しみ方にツーリングがあります。どこまでも続く道路を愛車に跨って颯爽と走るツーリングはハーレー乗りの夢のひとつと言えますが、日本の道路はその多くがカーブや坂道が多い山道なので、アメリカの広大な荒野を走るようなイメージ通りにはなりません。山道を走るツーリングにも独特の良さはありますが、それでもハーレーに乗るなら長い一本道が理想的と言えるでしょう。そのような理想を日本国内で叶えるなら北海道が最適と言っても過言ではありません。北海道は都道府県の中でもっとも広く、平地も少なくありません。地平線まで続く一本道を探すのは難しくないので、初めて訪れる人でも軽快な走りを堪能することができます。

北海道は日本でバイクが普及した頃から絶好のツーリングスポットとして人気がありました。ゴールデンウィークやお盆など休日が続く時期は道外から多くのライダーがツーリング目的で訪れ、交差点も信号機も無い直線道路を走っています。山道も道外と比較するとカーブが緩やかなことが多く、道幅も広いので大型のハーレーでも余裕を持って走らせることが可能です。
自動車道路が整備されたことによってさらに走りやすくなりましたが、その一方でスピードの出し過ぎには十分に注意する必要があります。直線道路が長く続くと次第に体が慣れてしまい、気づかないうちにスピードを出してしまうことがあるためです。また、山地や田畑など似たような景色が続くのも感覚を鈍らせる原因のひとつです。

北海道のツーリングで注意する点としてガス欠があります。特に山道を走行中にガス欠になってしまうケースが多いので事前の給油を忘れてはいけません。ハーレーは燃費が良くない部類に入るバイクなので給油の他に携行缶も必須と言えます。

果てしない道